予防接種は様々な種類がありますが、日本では大まかに定期予防接種と任意予防接種に分けられます。
定期予防接種は、国が接種を推奨しているワクチンで*A類疾病に分類される病気の発症や重症化を防ぐ目的があります。
任意予防接種は、定期予防接種の対象外のもので本人や保護者の意思で接種を行うワクチンです。
任意予防接種といっても重症化すると、重大な合併症を起こす病気もあります。
予防接種は病気の発症を抑えることに加えて、重症化を防ぐことで合併症を起こすことを防いだり、治療期間を短くしたりする目的があります。
*A類疾病…発症すると重症化したり、後遺症が残ったりする病気で、病気の発症予防や集団予防に重点が置かれる病気です。