水痘(水ぼうそう)ワクチン おひさまこどもクリニック | 福山市の小児科・小児外科・小児神経内科・アレルギー科

水痘(水ぼうそう)ワクチン


水痘(水ぼうそう)ワクチンは、生後1歳から接種できるワクチンで2回接種が推奨されています。
名前の通り、水ぼうそうの発症や重症化を予防する効果が期待されるワクチンです。
水ぼうそうは、学校保健安全法で出席停止期間が定められているほど感染力が強い病気で、脳炎や肺炎などの重い合併症を起こすこともあります。

水痘(水ぼうそう)ワクチンで防げる病気水痘(水ぼうそう)ワクチンで防げる病気

・水痘(水ぼうそう) 水痘帯状疱疹ウイルスへの感染が原因で起こる病気で、発熱や全身の発疹・水膨れが特徴的な病気です。
発疹は初めのうちは赤い発疹ですが、時間経過に連れて水膨れ、膿を含む膿疱、膿疱が破れてかさぶたのようになっていきます。
水膨れや膿の中にはウイルスが潜んでおり、発疹が破れた出てきた液に触れた手で他の場所を触ると感染が広がっていきます。
水膨れや膿の中にはウイルスが潜んでおり、発疹が破れた出てきた液に触れた手で他の場所を触ると感染が広がっていきます。
水痘帯状疱疹ウイルスは一度感染すると体内に残り続けて、免疫力が下がったり、高齢になってくると帯状疱疹が現れることもあります。
大人の方でも帯状疱疹が見られる際には、ウイルス感染を起こすこともあるため、接触を控えるなど感染対策には注意しましょう。

水痘(水ぼうそう)ワクチンの接種時期・回数水痘(水ぼうそう)ワクチンの接種時期・回数

水痘(水ぼうそう)ワクチンの標準的な接種スケジュールは、

 ①生後1歳~1歳3か月の間

   

 ②生後1歳6か月~2歳(1回目から6~12か月後)

の計2回接種となります。 ヒブワクチンや肺炎球菌ワクチン、MRワクチンなど1歳になったら接種するワクチンと同時接種も可能です。
定期接種の期間は1歳~3歳未満となっていますが、9歳以下のお子さんでの発症が9割を占めるという報告もあり、重症化すると、脳炎や肺炎、皮膚の細菌感染症などの合併症を起こすことがあるため、早めの接種が推奨されています。

水痘(水ぼうそう)ワクチンの接種費用水痘(水ぼうそう)ワクチンの接種費用

水痘(水ぼうそう)ワクチンは定期接種の期間内(1歳~3歳未満)であれば自己負担はありません。
定期接種の期間は2年と比較的長いですが、1回目の接種から半年~1年以内に2回目接種をするようにしましょう。

水痘(水ぼうそう)ワクチン接種当日の持ち物水痘(水ぼうそう)ワクチン接種当日の持ち物

接種当日は、

 ・母子手帳

   

 ・予診票(市町村から配られたもの)

   

 ・(お持ちの方は)診察券

をお持ちください。
お忘れになった場合は、接種をお断りさせていただきます。
※乳児健診を同時に受けられる場合は、

 ・マイナンバーカード(保険証)

   

 ・乳児医療証(お持ちの方)

をお持ちください。

水痘(水ぼうそう)ワクチン接種後の注意水痘(水ぼうそう)ワクチン接種後の注意

水痘(水ぼうそう)ワクチンを接種した後、副反応が見られることはほとんどありません。
ただし、免疫を抑える薬を服用している場合には、接種から2週間~1カ月程度で発熱や発疹、水疱が見られる場合があります。
該当するお薬を服用している場合には、接種前に医療機関に相談するようにしてください。

水痘(水ぼうそう)ワクチンを受けるには?水痘(水ぼうそう)ワクチンを受けるには?

おひさまこどもクリニックでは水痘(水ぼうそう)ワクチンの接種を行っております。
当院では、予防接種専用時間のWEB予約を受け付けており、接種希望日の2か月前から予約が可能です。
接種ご希望の方は、ご予約を取ってご来院ください。
WEB予約はこちら
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