肺炎球菌ワクチンで防げる病気
肺炎球菌ワクチンでは、肺炎球菌感染症の予防に効果が期待できます。 10人に2~3人の割合で健康な子どもでも鼻やのどに肺炎球菌をもっており、身近な細菌ともいえます。 肺炎球菌が潜んでいても、身体が健康な状態だと症状が現れませんが、体調のバランスが崩れたときや何らかの原因で肺炎球菌は増えたときに症状が現れることがあります。 |
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肺炎球菌は感染した場所によって、様々な症状がみられ、よくある症状として発熱がみられます。 ほかにも機嫌が悪くなったり、風邪に似た症状や嘔吐、けいれん、時には意識障害がみられることもあります。 重症化して、脳に感染すると髄膜炎を起こして、重い後遺症が残ったり、命にかかわることもあります。 |
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・髄膜炎 | 脳やせき髄の周りにある髄膜に感染して発症する病気で、難聴や手足の麻痺などの後遺症が残る場合や、命に係わることもあります。 |