「うちの子、脇汗の量が多すぎるかも……」と感じていませんか?
「お気に入りの T シャツの脇の部分が、いつも汗ジミで変色してしまう……」
「制服のブラウスが授業中にぐっしょり濡れて、恥ずかしがって学校に行きたがらない」
「脇汗が気になって手を挙げられない、お友達との距離が近づけないと悩んでいる」
このようなお子さんの脇汗に関するお悩み、そのままにしていませんか?
たかが汗、されど汗。
特に思春期のお子さんにとって、脇汗の量が周りのお友達より明らかに多いことは、日常生活や学校生活における大きなストレスとなり、心の成長にも影響を及ぼしかねません。
「体質だから仕方ない」「そのうち慣れる」と諦めてしまう前に、ぜひ一度ご相談ください。
脇の過剰な汗は、「原発性腋窩多汗症(げんぱつせいえきかたかんしょう)」という、しっかりとした「病気」の一つであり、今は保険適用の飲まないお薬で治療が可能です。
「多汗症」とは、体温調節に必要な範囲を超えて、必要以上に大量の汗をかいてしまう状態をいいます。
中でも「原発性腋窩多汗症」は、特に脇の下から、明らかな原因となる病気がないにもかかわらず、日常生活に支障をきたすほどの汗が出てしまう状態のことを指します。
原発性腋窩多汗症は、決して珍しい病気ではありません。
実は、日本人の約 5.75%(およそ 17 人に 1 人)が罹患していると報告されているほど、身近な疾患です。
特に思春期以降に発症・悪化するケースが多く、お子さんの心身への影響が心配されます。
これらのうち複数当てはまる場合は、一度医療機関で相談されることをおすすめします。
脇汗が多いというだけで、命に関わる病気ではありません。
しかし、思春期のお子さんにとって、この症状は想像以上に大きな悩みとなります。
・学校生活への影響: 授業中に手を挙げられない、体操服に着替えたくない、脇汗ジミが気になって集中できない
・対人関係への影響: お友達と距離が近づくのが怖い、部活動を思いっきり楽しめない
・メンタル面への影響: 自分に自信が持てない、外出が億劫になる、気分が落ち込む
・衣服の問題: 汗ジミで服が傷む、着られる服の色や素材が限られる
「そのうち治るかも」「気にしすぎでは?」と大人が軽く受け止めてしまうと、お子さんはますます悩みを打ち明けられなくなってしまいます。
適切な治療によって汗をコントロールできれば、お子さんの毎日は驚くほど快適になり、自信を取り戻すことができます。
当院では、原発性腋窩多汗症のお子さんに対して、保険適用の外用薬による治療を行っています。
飲み薬ではないため、全身への副作用の心配が少なく、お子さんでも安心して継続していただける治療法です。
こちらも 9 歳以上のお子さんから使用可能な保険適用の外用薬で、シートタイプ(ワイプ)になっているのが特徴です。
1 日 1 回、1 包に 1 枚入っているシートで両脇を拭くだけと、非常に簡便で衛生的です。
個包装で持ち運びしやすく、旅行や合宿、部活動の遠征などにも便利です。
アセチルコリンの働きを抑えて汗を減らします。
効果は使用開始から 2 週間ほどで実感される方が多く、継続的に使用することで、服の汗ジミが目立たなくなる、脇の汗を気にせず学校生活が送れる、などが期待できます。
初めての受診では、お子さんの症状の程度、いつから汗が気になるようになったか、日常生活での困りごとなどを丁寧にお伺いします。
他の病気(甲状腺の病気など)が背景にないかも確認したうえで、多汗症と診断された場合は治療の選択肢をご提案します。
「こんなことで受診してもいいのかな……」と迷われる保護者の方、お子さんも多いかもしれません。
でも、脇汗の悩みは決して「気のせい」でも「わがまま」でもありません。
お子さんが自分らしく、のびのびと学校生活を送れるように、私たちがサポートいたします。
思春期のデリケートな時期だからこそ、専門家に相談することで解決の糸口が見つかることがたくさんあります。
福山市の小児科、おひさまこどもクリニックでは脇汗の治療を行っています。
お子さんが一人で悩みを抱え込む前に、どうぞお気軽に当院までお越しください。