おたふくかぜワクチン おひさまこどもクリニック | 福山市の小児科・小児外科・小児神経内科・アレルギー科

おたふくかぜワクチン


おたふくかぜワクチンは、生後1歳から接種できるワクチンで、1歳のお誕生日の後に接種するワクチンとして知られています。
全部で2回接種が推奨されていますが、2回目は5~6歳の年長さんの時に接種するので、しばらく間が空きます。忘れずに接種することが大切です。
おたふくかぜワクチンは、名前の通りおたふくかぜの発症や重症化を予防する効果が期待できるワクチンです。

おたふくかぜワクチンで防げる病気おたふくかぜワクチンで防げる病気

・おたふくかぜ 頬が腫れることが特徴的なため、おたふくかぜと呼ばれることが多いですが、正式には流行性耳下腺炎という病気です。
耳の下にある唾液腺(耳下腺)が腫れて、頬が腫れて見えたり、発熱したりします。
ムンプスウイルスというウイルスへの感染が原因で、重症化すると髄膜炎や難聴、精巣炎などの重い合併症を起こすこともある病気です。
特にムンプスウイルスが原因の難聴は一度発症すると、一生治らないこともあり特に注意が必要です。
また妊婦さんが感染すると、流産のリスクが高まることもあり、家族やお友達に感染が広がらないように予防、対策することが大切です。

おたふくかぜワクチンの接種時期・回数おたふくかぜワクチンの接種時期・回数

おたふくかぜワクチンの標準的な接種スケジュールは、

 ①生後1歳になったとき

   

 ②生後5~6歳(小学校入学前の1年間)

の計2回接種が推奨されています。 1回目はMRワクチンや水痘(水ぼうそう)ワクチンとタイミングを合わせたり、2回目は2期MRワクチンと一緒に受けることが多いです。

おたふくかぜワクチンの接種費用おたふくかぜワクチンの接種費用

おたふくかぜワクチンは自費の予防接種となります。
自治体によっては、接種費用の補助が受けられる場合があります。
接種費用の補助制度については、お住いの市区町村のホームページをご確認ください。

おたふくかぜワクチン接種当日の持ち物おたふくかぜワクチン接種当日の持ち物

接種当日は、

 ・親子手帳

   

 ・(お持ちの方は)診察券

をお持ちください。
お忘れになった場合は、接種をお断りさせていただきます。

おたふくかぜワクチン接種後の注意おたふくかぜワクチン接種後の注意

おたふくかぜワクチンを接種してから、10~14日後に微熱が出たり、耳の下や頬の後ろ側、顎の下などに腫れが出る場合があります。
自然に軽快していきますので、特に心配はありません。また接種してから16日前後に発熱や嘔吐、機嫌が悪いなどの症状がみられる無菌性髄膜炎を起こすことがありますが、ごく稀です。
上記のような症状がみられる場合には、早急に医療機関を受診するようにしてください。

おたふくかぜワクチンを受けるには?おたふくかぜワクチンを受けるには?

おひさまこどもクリニックではおたふくかぜワクチンの接種を行っております。
当院では、予防接種専用時間のWEB予約を受け付けており、接種希望日の2か月前から予約が可能です。
接種ご希望の方は、ご予約を取ってご来院ください。
WEB予約はこちら
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